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胃ろうとは

はじめに

私たちが日常当たり前のようにおこなっている「口から食べ物を食べる」という行為が、何らかの原因でできなくなってしまったら私たちはどうしたら良いのでしょう・・・。
現在、食べ物を口から食べることができなくなった方に対しての一般的な栄養補給の方法として、鼻から胃の中にチューブを入れて栄養剤を注入する方法(経鼻胃管栄養)と、血管に直接栄養成分を注入する方法(経静脈栄養)があります。
そして3つ目の方法として「胃ろう」による栄養補給法があります。
胃ろうは経鼻胃管栄養や経静脈栄養に比べて在宅での管理がしやすく、患者さんのQOL(生活の質)を向上させると言われています。
また、内視鏡を使っておこなう胃ろうの手術をPEG(ペグ)と言います。

「胃ろう」ってなに?

「胃ろう」とは、お腹に小さな穴を開けて胃の中にチューブ(胃ろうカテーテル)を通して栄養剤を注入する方法です。
胃ろうは、内視鏡で胃の中を見ながら針を刺して、お腹から胃に通じる小さな穴を開けます。その穴に胃ろうカテーテルを通して留置して、お腹と胃がくっつくことでできる「孔(あな)」を「胃ろう(ろう孔)」と言います。
胃ろうの手術に要する時間は約15分程度で、手術後約3週間で胃ろうができあがります。

「胃ろう」の仕組み

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①胃ろう(ろう孔)
ここが胃ろう(ろう孔)と言われる部分です。お腹と胃がくっついていて胃ろうカテーテルを通すための「孔(あな)」が開いています。
この「孔(あな)」はピアスの穴と同じで、胃ろうカテーテルを抜いて放置すると自然に閉じてしまいます。
②胃ろうカテーテル
栄養剤を注入するためのチューブです。
③バルーン
胃ろうカテーテルがお腹の外に抜けてしまうことを防ぐものです。⑥のバルブから水(滅菌蒸留水)を入れてバルーンを膨らませます。
④ファネル
ここから栄養剤を注入します。栄養剤が入った袋と胃ろうカテーテルをつなぐためのチューブを接続する部分です。
⑤ファネル用ストッパー
ファネルの蓋です。栄養剤を注入していない時はこのストッパーで蓋をしておきます。
⑥バルブ
ここから水(滅菌蒸留水)を注入してバルーンを膨らませます。
バルーンに入っている水は少しずつ自然に蒸発してしまいますので、一週間に1度は水の入れ替えをしてください。
尚、バルーンに入れる水の量はカテーテルの太さによって異なるので、注水前には必ずバルブに表示してある注水量を確認してください。
⑦固定板
まれにバルーンが腸の方に運ばれてしまうことがあります。固定板はそれを防ぐためのものです。

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